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決戦の結果 一頁書の判断(【烽火録】第10集)

2007年12月27日 09:00

 3日後、魔魁との決戦場所である荒龍道で待つ素還眞。
 しかし、約束の時が過ぎても魔魁は来ない。
 姿を現したのは魔魁ではなく、一頁書であった。
 驚く素還眞。なぜ一頁書先輩が、ここに?

 先輩、もしかして私を助けにお越しになられたのでしょうか?
 ここで本日私と魔魁の決戦をすることになっておりますが、先輩の手を煩わせたくはありません。

 魔魁は、来ないであろう。

 え?魔魁が来なくて先輩が来られるとは、一体・・・・

 それは、私とそなたの決戦の日だからだっ!
 
 そういうと、一頁書は問答無用で素還眞に戦いをしかけた。
 いや~、一頁書、頭に血が上ってると相変わらず人の話を聞きません。
 しかし、一頁書が怒るのには、理由があります。
 素還眞VS魔魁の決戦が荒龍道で行われる時、一頁書らは魔魁のアジト(だったと思う)を襲撃することにしていたのです。しかし、魔魁に裏をかかれて逆に大敗をきっすることになってしまった。
 一頁書はいないはずの魔魁の登場で、素還眞が裏切ったと判断し、慌てて逃げたんですね。
で、冒頭のシ-ンへと繋がる訳なのですが、一頁書、怒らすと、やっぱ怖いわ(笑)。

 素還眞は誤解が生じたと思い、仕掛けてくる一頁書を相手に武功をふるえない。一頁書に弁解しようとするが、一頁書は聞いてくれない。そんなこんなで、一頁書に捕縛された素還眞。
 一頁書は脳天かち割って殺すことも可能だけど、3日間猶予を与え、世間に素還眞の罪を判断してもらう予定だと告げる。
 速攻で殺さず3日間猶予を与え、世間に判断をゆだねるところが、彼の情けというところなのでありましょう。
 雲渡山に連れて行かれた素還眞は、長方形の箱に首と手を出した状態で入れられています。首と両手首には赤い紐で括られている。
この赤い紐が由緒あるもので寶貝の類らしく、かなり頑丈な様子。
そこまで念入りにされるんですね、一頁書。

 箱詰め状態の素還眞は、再び一頁書に弁解するのですが、出だしで一頁書は聞こうとせず強くつっぱねている。
こういうところから、やはり深い部分で素還眞に対してしこりがあったのだと思う。素還眞の化身は過去に魔魁に属していたので、そういう背景が影響しているのもあるのではないかと推測します。

 素還眞が聖果を一頁書に渡さなかったのは、銃撃を受けて内臓破裂の重症を負った素読を助けるために利用したためなのですが、高き場所にいる一頁書を納得させる理由とならないところが、切ないシ-ンです。
逆に自分勝手だと素還眞を責める。
 大儀の前に、私はない。
 こういうときの一頁書は、本当に微塵のブレがない。
 ブレないために、彼は人一倍自分に厳しいのだと思う。
 しかし・・・・ブレまくりの私は、これを見て、業途霊の時といい、一頁書は怖いなぁ、と心底思ったのでありました(笑)。 


コメント

  1. のら | URL | CEDwTw6k

    ふふふ…可愛さ余って憎さ100倍…っていうのでしょうかねぇ~。
    ふふふ…。
    で、どうなるのかしら、ワクワク♪

  2. アマツ | URL | -

    悪に対しては苛烈ですよねー。
    でももう少し聞く耳持たないと…(笑)

  3. のら | URL | CEDwTw6k

    っていうか、一頁書さま、嫉妬?
    素還真と魔魁の仲を疑って、悪い妄想が頭の中でぐるぐると…。
    うんうん、600年も夫婦やってると、そんなこともあるある(笑)

    …って、これってワタシの希望的妄想?(笑)

  4. しゃ-ねい | URL | PGGIaqVU

     ホント、悪に対しては容赦がないというのか・・・
    でも、ある程度やりたいことやれば、満足して落ち着くような印象を受けました。
    そうなると人の意見も受け入れやすくなるらしい(笑)。
    普段は孤高の人で、もうまぶしすぎて見えないって
    感じですが、こういうところが凄くなじむなぁ(笑)。

    >っていうか、一頁書さま、嫉妬?
     友情が揺らぐ、という意味で嫉妬は賛成~(笑)。

  5. アマツ | URL | -

    のらさん、「夫婦」と「夫婦のような」は違うぞー!

  6. のら | URL | CEDwTw6k

    アマツさん、そんなに深くつっこまないで~(笑)

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